合格体験記
令和5年度卒業生
金城大学 看護学部 看護学科
私は、金城大学看護学部看護学科を併設校推薦で受験しました。金城コースの行事である金城体験講座やオープンキャンパスに何度か参加し、実際に授業で使う設備を使わせていただきました。学内には様々なシュミレーターがあることや、国家試験に向けての手厚いサポート体制が整っていることから、金城大学で学びたいと強く思うようになりました。
私は、バトントワリング部に所属していたため、12月下旬まで部活動がありました。部活は毎日、朝練、昼錬、放課後の全体練習、夜の自主練があり、勉強時間の確保に苦労しました。休み時間などのすき間時間や通学時間を利用し、授業時間内に行われる小テストなどでは満点を目指しました。
併設校推薦入試は小論文と面接があります。週に2回行われる金城補習では小論文の書き方を学びました。まず、基本の書き方を学び、そのあとに実践的な課題を繰り返し、入試の時にどのような課題が出ても対応できるよう練習しました。面接練習では、たくさんの先生方にご指導いただきました。何度も練習をしたおかげで、自信をもって面接に臨むことができました。
勉強はもちろん大切ですが、部活動など高校3年間でしか味わうことができない経験がたくさんあると思うので勉強と部活の両立を頑張ってほしいと思います。
金城大学 医療健康学部 理学療法学科
私は吹奏楽部でマーチングをしていたので、スポーツをしている人の支えになりたいと思い、理学療法士を目指すようになりました。しかし、強豪である吹奏楽部に所属していることや、3年生の12月までイベントや大会があることで、入試の準備がしっかりできるか不安でした。そんな私に一番合っている入試方法は併設校推薦入試だと思い、金城大学医療健康学部を目指しました。
入試科目は小論文と面接でした。部活動と平行しながら入試の準備をしなくてはならず、金城補習にも参加できない日がありました。金城補習が終わったあとに、他の子が学校で課題に取り組んでいる姿に「私は劣っているのではないか」と焦りを感じるときもありましたが、家に帰ってから課題に取り組み、友人に見てもらうなどしながら、少しずつ自信をつけていきました。
面接では、なぜその大学が良いのかを考えることが重要です。また、大学の情報を徹底的に調べ、大学がどのような取り組みをしているかなど、誰とも被らないように言うことを準備することも大切です。私は面接で何を聞かれても良いように、過去の面接内容以外にも質問されそうなことを考え、紙に書いて覚えるなども対策をしました。
私は高校3年間、部活動と進路のどちらも全力で取り組むことができました。それができたのは、他の高校にはない、併設校入試の活用と金城補習でのサポートのおかげだと思ってします。入試前も部活のイベントや大会などがあったため、なかなか入試のための時間確保ができませんでしたが、面接練習の時間を調整してもらったり、休み時間やバスの移動時間などのすきま時間を活用しました。部活がある人もない人もすきま時間を活用し、工夫することが大切です。後悔しないようにしっかり準備してください。応援しています。
金城大学 人間社会科学部 子ども教育保育学科
私が受験において大切にしたことは、「将来の自分のイメージ」を思い描くことでした。このイメージは、併設校推薦試験の面接時に自分の意図や思いを伝える、そして自信を持つことに役立ちました。「将来こんなことをしたい」や「あの資格を取得したい」でもいいと思いますし、例えば「次のテストで90点を取った自分」や「バスケットボールでシュート5回連続で入れている自分」や「ピアノを上手く弾いている自分」など具体的なものでもいいと思いますが、とにかく「将来の自分のイメージ」を思い描き続けることが大切です。私は、面接練習時にはそのイメージを10項目に分類し、伝えたい内容を吟味し整理しました。その成果があってスムーズに面接練習を進めていくことができました。友達と比較してできない自分を探してしまうのではなく、自分にできることを増やしていくことが自信に繋がり次のステップへと進むことが実現できます。
また、私は2年次より金城幼児教育コースに在籍し、将来幼児教育の道に進むべく、幼児教育の専門授業に特に力を入れて高い志を持って取り組みました。このことは、入試の面接や小論文対策の即戦力となりました。やりたいことを見付ける、イメージを思い描き続けることは、夢を叶える最良の手段だと私は考えます。