授業案内金城大学コース

金城大学(および短期大学部)への進学に直結したコース

金城大学に設置されている社会福祉学部・医療健康学部・看護学部の3学部と、金城大学短期大学部に設置されているビジネス実務学科・美術学科・幼児教育学科の3学科の基礎を学び、金城大学や短期大学部への進学を目指すコースです。大学生活をより身近に理解するために、2年次からはコースに分かれて専門分野の授業を受講し、大学キャンパスにおいて大学教員による体験授業や施設見学会などを実施しています。また、入学試験においては、本校独自の併設校推薦入試を実施し、志願者全員がほぼ希望通りの合格を果たしています。
社会福祉・医療健康・看護・ビジネス実務・美術・幼児教育の6つのクラスで構成します。

金城大学コースの授業の様子(動画)

本校生徒のみを対象とした独自の校内推薦入学制度

一般推薦入試に先がけて、本校独自の校内推薦入試(併設校推薦入試)を実施し、ほぼ全員が希望通りに合格を果たしています。
面接や小論文については、徹底した事前指導を行います。
独自の入試科目であるピアノやデッサンについては、土曜日の遊学講座で直接、短大の先生から指導を受けることができます。デッサンは、遊学講座で一定の成果が認められれば、実技試験が免除されるという特典もあります。

大学(短期大学部)と結んだ体験授業や交流授業

金城大学(短期大学部)キャンパスにおける体験授業で、その雰囲気を味わったり、高校で金城大学(短期大学部)の先生方による集中授業で、ガイダンスや先取り学習を行ったりして、進学に対する意識を高めます。

教育課程

2023年度

土曜の遊学講座を活用しよう!

金城大学(および短期大学部)の進学を目指すなら、この講座がお勧めです。

社会福祉を目指すなら

点訳

幼児教育を目指すなら

ピアノ実技演習

美術学科を目指すなら

美術入門講座

先生インタビュー

牛腸 尋史
(英語担当・進路相談)

金城大学コースとは、高校と大学(3+4年)・高校と短大(3+2年)を金城学園で一貫して学べるコースです。
大学・短大では、専門性によって学部や学科が分かれています。そこが高校と大きく違う所です。大学・短大に入学した後、授業の内容が自分達が思い描いていたイメージと大きくかけ離れていていて、「こんなこと勉強すると思わなかった」と後悔する人も少なくありません。

このコースでは、金城大学・金城大学短期大学部と連携し、高校1、2年時に年に3~4回交流授業を行っています。交流授業では、大学・短大とはどういうところかを知るための施設見学や、本校OBとのディスカッションから、大学で必要になってくる知識や技能の基礎を学ぶ講義など幅広いカリキュラムを体験できます。

金城大学コースに入ったからと言って、必ず金城大学に進まなければならないというわけではありません。まだ義務教育を受けている15歳の少年・少女が考える進路なんですから、変わったってよいのです。実際、クラスを変更する生徒もいます。自分に向いていないと発見出来たことが大きな収穫だと思いませんか。

ただ、この多感な時期に将来のことを考えてみることに意味があると思うのです。将来どうしようと漠然と考えていてもなかなかわからないものです。
本コースの「社会福祉」「医療健康」「看護」「幼児教育」「美術」「ビジネス実務」という5つのクラスの型にあてはめて、それが自分に適しているかどうかを考えてみませんか。
先にも言いましたが、本コースの最終目的は金城大学へ進学することだけではありません。生徒達が、それぞれの夢や目標に出会えるきっかけ作りをしたいと考えています。

合格体験記

平成30年度卒業生

(医療・看護)

金沢医療センター附属金沢看護学校
石川県立総合看護専門学校
金沢看護専門学校

私は将来の夢である看護師になるために、看護学校を受験することを決めました。進路担当の先生の力を借りながら受験勉強に励みましたが、思うように勉強がはかどらず、「このままでは不合格になってしまう」と自分を追い込んだりしました。そのような状況で第1志望の看護大学を受験しました。受験当日、緊張と不安に押しつぶされて自分の力を発揮することができず、結果は不合格でした。吹奏楽部に所属していたため、部活動と両立しながら進路のことも考えなければならないため、悩むこともありました。

しかし、その悔しい経験を通して、「将来の夢を叶えたい」という思いがより強くなり、看護専門学校への受験を決意しました。その甲斐もあって、看護専門学校の中でも一番魅力を感じ、先生からも私に合っていると勧められた新たな志望校に合格することを目標にして受験勉強に励みました。将来の夢を叶えたいという思いがより強くなったことで、受験勉強に集中して取り組むことができました。また、どんなに緊張していても冷静に問題を解くことができるように、受験本番を意識して勉強したことで、次第に自信にも繋がってきました。このようにして迎えた志望校の受験では、悔しさを力に変えて見事合格することができました。

進路を決めなければならない不安や焦りで悩むこともありましたが、不合格となった受験から得た経験を活かし、受験本番では自分が持つ力を最大限に発揮でき、合格することができました。だからこそ、自分の力で掴み取った夢への第一歩である看護学校で頑張りたいと思います。

平成29年度卒業生

金城大学 医療健康学部

私は勉強が嫌いです。皆さんも勉強は嫌いでしょう。勉強をしなくても何らかの仕事には就けます。それなのに、なぜ勉強をするのでしょう。

私はなぜ勉強をしなくてはいけないのか疑問に思いました。そして、その答えにたどり着きました。その答えは「人生の選択肢を増やすため」ということです。例えると、小遣いを千円持っている人と一万円持っている人との違いです。一万円持っている人はその一万円で5千円のものでも五百円のものでも自分の選択で買うことができます。しかし、千円しか持ってない人には5百円のものは買えても、五千円のものは買えません。つまり、学力とは目に見えないお金だと思うのです。勉強をすればするほど目に見えないお金つまり学力が手に入ります。そうすれば、たくさんの選択肢から進路を選ぶことができるのです。だから勉強をした方が良いのです。

次に私の勉強方法を紹介します。まずは、数学の勉強方法です。数学は自分の苦手分野を見直しましょう。そしてその苦手分野の問題を徹底的に解くのです。問題集はニュースコープで構いません。この方法を続ければ得点力がついてきます。

次に英語の勉強方法です。英語は単語を覚えることが一番重要です。英語が苦手という人でも、英単語の暗記からなら始められます。また、文法が分からなくても長文読解なら単語力だけで対応できることもあるからです。まずは、手元の単語帳を完璧にすることから始めてみてはどうでしょうか。

私事ですが、私は小学生の頃から医療人になりたいと思っていました。そして、医療系の大学に進学できました。夢に向かって勉強をしたら苦痛でなくなり自ら勉強をするようになります。皆さんも夢を持って下さい。そして自ら勉強をして下さい。先輩として、みなさんを応援しています。