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書をたしなんで  村中 登志子(高18回卒・旧姓:坂井)

 高校卒業後、加賀市で田島方外先生の書道の教室に通いました。
先生より研究会でもっとしっかり学ぶよう励まされ、特別研修会に参加させていただきました。
そこで黒野清字先生との御縁をいただき、書く楽しさ、また書道の道の厳しさを教えていただきました。
今の私の書は黒野先生のお陰様です。

 平成19年、日展初入選、昨年の入選は2回目です。

 書く事が好きです。書は線が命です。
紙と墨の色でだいぶ変わります。現在は読売展出品作を書いております。

 黒野先生の弟子は石川県で私一人です。
先生の書文化を次の世代に継いでいかなければと思っております。